高齢のご親族やご両親の元に届く、公的なお知らせや申請書類。
「文字が細かくて読みにくい」「どこに書けばいいかわからない」と相談を受けることも多いのではないでしょうか。
先日、私も同居している高齢の叔母から相談を受け、「年金生活者支援給付金」の提出書類の記入と返送をお手伝いしてきました。
実際にサポートする中で、提出時に焦ったポイントや、当事者家族だからこそ感じた切実な思いがありましたので、同じようにご家族の手続きをサポートされる方向けにまとめました。
年金生活者支援給付金とは?
「年金生活者支援給付金」は、公的年金等の収入やその他の所得が一定基準以下の方に、生活を支援するために支給される給付金です。
対象となる方の元には案内書類が届くため、必要事項を記入して返送する必要があります。
ご高齢の方の場合、届いていることに気づかなかったり、難しそうだからと放置してしまうケースもあるため、ご家族が周りからそっと声をかけてあげると安心です。
手続きを手伝って気づいた「3つの注意点」
① 開封時の「目隠しシール」の落下に注意!
一番焦ったのが、個人情報を保護するための「目隠しシール」です。
書類の記入を終えて「さあシールを貼ろう」と思ったところ、見当たらず探すことになりました。結果、開封した際にうっかり落ちてしまったらしく、台所に落ちているのを発見できました。
書類を開封する際、小さなシールはポロッと落ちて紛失しやすいです。
開封時は平らなテーブルの上で、同封物をしっかり確認しながら開ける
ことを強くおすすめします。
② 本人の意思を確認しながら一緒に進める
高齢で手が震えたり視力が低下して文字が書きづらい方の記入をお手伝いする場合は、ご本人の意思や記入内容を一つずつ声を出して一緒に確認しながら進めることが大切です。
※書類に案内や注意事項が記載されている場合は、よく読んで正しく記入を行いましょう。
③ 投函は無理のない方法で(コンビニポストの活用)
無事に記入と目隠しシールの貼り付けが終わったら投函です。
今回は近くのコンビニ店内にあるポストを利用しました。天候を気にせず立ち寄れて、歩行器や車椅子をご利用の方にとっても負担が少ないため、コンビニポストの活用はとてもおすすめです。
【現場の切実な思い】高齢者向けだからこそ「切手不要」であってほしい
今回、手続きを終えて一番強く感じたのは、「高齢者向けの申請なのに、なぜ切手を貼る必要があるのだろう」ということです。
同居している叔母は高齢のため、85円の切手を1枚買いに外へ歩いていくこと自体が、かなりの身体的負担になります。今回は私が代わりに準備できましたが、もし頼れる家族が近くにいない一人暮らしの高齢者だったら、「切手を買いに行くのが大変だから」と申請を諦めてしまうことすらあるのではないかと感じました。
年金機構や行政のお手続きでは、高齢者や障がいのある方が無理なく提出できるよう、最初から「料金受取人払(切手不要)」の封筒にしていただく取り組みが広がることを、心から願っています。
まとめ
高齢のご家族の手続きをサポートする際は、以下のステップを意識してみてください。
- 開封時は目隠しシールなどの同封物を無くさないよう注意する
- ご本人の意思をしっかり確認しながら丁寧に記入を進める
- 身体に負担のない方法で切手を準備し、安全に投函する
ちょっとしたサポートで、大切な給付金の手続きを漏れなく進めることができます。この記事が、身近な方のサポートをされている方の参考になれば幸いです。
※本記事は個人の体験に基づく情報です。具体的な記入方法や支給要件等につきましては、日本年金機構の公式HPまたは案内に記載の問い合わせ先をご確認ください。



コメント